DEP前夜祭レポート「後編・1」
――そして、いよいよ最終プログラム。
クー四姉妹のパフォーマンス・ダンス。
トリにして本命の登場です。
今にして思えば、この頃にはもう「突破」していたのだと思います。
だから……、そう、だから。
俺の目には四妖精の姿が見えていたのでしょう。しかも複数。
一曲目「ビスクの恋物語」。
曲中にアドリブなど入る柔軟さ！ もうタオルは四姉妹なしに洗えません（？）。
ちなみに、アドリブられたのは赤スンことRedSnufkinさん。よくよくインパクトのある人です。
直前にアレやってますもんね、アレ。
二曲目「zakumaru Z」。
ここから新曲ラッシュです。
三曲目「盾っ娘No.1」
――次々と華麗なるニュー・ダンスが披露されます。
盾っ娘のfarinaceaさん、TISSEさんのお二方に捧げられたリスペクトソング。
兄弟が最近盾を始めて、事あるごとに「盾はガチだな」と俺に言ってくるんですが（取る余裕ねぇっちゅうの）、おそらくそれにも負けず劣らず堅牢なパフォーマンスっぷり。
さて、そろそろアレにお気づきの方もいらっしゃることと思います。
俺はこの現象を、偶然だとか幸運だとかそういう言葉に貶めたくはありません。
ならば――奇跡。
この夜、俺の視界にはMoEの神が降りていたのです。
間違いありません。だって妖精が見えるんだもん。しかも……。